「離婚してもいいですか?翔子の場合」という漫画を読みました。なんで男である僕がこんな本を読んでいるのかと言われるとアレなんですが、タイトルに衝撃を受けまして笑。
世の中、うまくいっていない夫婦って多いですよね。色々話を聞いてると、「なんでそんな人と結婚したんだろう。。。」って思うようなことも多々あります。
浮気や暴力、借金など、派手な理由はないまでも、「些細な不満が積み重なったことで離婚を意識する」パターン、けっこう多いんじゃないでしょうか?
そんな風に考えているのであれば、ぜひ読んでもらいたいのが「離婚してもいいですか?翔子の場合」です。
ちなみにKindle Unlimitedに登録すれば、無料で読めます。
Kindle Unlimitedは月額980円の本読み放題サービスなんですが、初月無料で、無料期間中に解約もできます。Amazonのアカウントを持っていれば、簡単に登録もできるのでおすすめです。
(2019年7月現在、読み放題の対象ではなくなっています。)
目次
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「離婚してもいいですか?翔子の場合」の著者、野原広子さんとは
「離婚してもいいですか?翔子の場合」の著者は野原広子さんという方です。書籍の著者紹介欄から引用して紹介します。
神奈川生まれ。コミックエッセイプチ大賞受賞。出産を機に、フリーのイラストレーターとして活躍。山登りが好き。著作に「娘が学校に行きません」「ママ、今日からパートに出ます」「離婚してもいいですか?」「ママ友がこわい」(KADOKAWA)など。
公式ブログ:野原広子のブログ
野原さんは今の仕事をする前は専業主婦で、かなり離婚を意識したことがあるらしく、当時のエピソードも「離婚してもいいですか?」に反映されているそう。
ちなみに野原さんの夫は、野原さんがこのような衝撃的なタイトルの漫画を書いていることを知らないらしいです笑。
「離婚してもいいですか?」に関するインタビュー記事もいくつかあったので、興味がある方はぜひ読んでみてください!
参考:衝撃作『離婚してもいいですか?』の作者が語るリアルな離婚事情
参考:大反響!『離婚してもいいですか? 翔子の場合』作者・野原広子さんインタビュー。悩める女性へのメッセージも
「離婚してもいいですか?翔子の場合」のあらすじ
「離婚してもいいですか?翔子の場合」はレタスクラブで連載されていた作品です。
連載当初は読者からの反応が全然なかったらしいのですが、連載が進むに連れて徐々に人気が高まり、連載から1年経つ頃には、エッセイの中でダントツの人気を誇る作品だったそうです。
全編通して、エッセイ漫画です。
あらすじはこんな感じ。
夫も子どももいるのにこんなに寂しい――。
“いつかこの人と離婚できますように”と願う、専業主婦・翔子の物語。
リアルなつぶやき、夫婦の姿に読者の深い共感が集まっています。幼い頃から控えめなあまり、自分に自信を持てないでいる主婦、翔子。
いつのまにか、夫の顔色を伺いながら
生活するようになってしまった…。離婚したいと思わない日は一日としてないけれど
貯金も仕事もない身で
2人の子どもを育てる自信はなく、
ぼんやりとした日々をすごすばかり。そんなある日、現状を招いたのは
幼いころの自分に原因があるのがわかり、
少しずつ、前を向いて
歩き出せるようになるのだが…?
主人公の翔子は、「とにかく笑って丸くおさめる」タイプの人で、収入を夫に完全に頼っていることを引け目に感じ、些細な不満を溜め込んでいる専業主婦です。
結果、溜め込みすぎて体が不調を訴え出し、心療内科を受診することになります。
ですが、翔子は心療内科受診したり、「自分の気持ちを確認して声に出してみる」ことをおすすめされて、実践することで変わっていきます。
自分の気持ちを言えるようになった翔子は、過去の呪縛から解放され。。。
るんですが、その後の展開はリアルそのもの。衝撃のラストは待っていません(逆に、ある意味では衝撃かもですが笑)。
夫への些細な不満も、翔子のバックグラウンドも、不満を伝えた後の展開も、ただひたすらにリアルだなあという印象を受けます。
些細なことの積み重ねで離婚を意識する専業主婦が「自分の気持ち」を確認するための作品
翔子と同じように、自分の気持ちを言えないと「些細な不満」が積み重なって、離婚を意識するようになる人って多いですよね。
「離婚してもいいですか?」は、そういった些細なことがきっかけで離婚を考えている人が自分の気持ちに「気づく」きっかけになるし、「考える」きっかけになる作品です。
離婚を少しでも意識したことがあるなら、自分と向き合うために読んでみると良いと思います。
ドラマチックな展開などもなく、ただただリアルな展開を見せる作品なので、「面白い!」とか、「スカッとする!」みたいなのを期待して読む作品ではないと思います。
特に溜め込むタイプの人におすすめしたい
僕は離婚を意識したことはないですが、溜め込んで人に気持ちを伝えられないタイプなので、主人公の翔子自体にはけっこう共感します。
心療内科を受診したこともあります。なので、溜め込むことの辛さはものすごくわかります。
タイトルは「離婚してもいいですか?」なんですが、溜め込むタイプの人が誰かにこういうことを尋ねるのって、すーごく勇気がいることなんですよね。
誰かに尋ねてください、とかっていうつもりはありませんが、「こんな些細なことで離婚を考えるのはおかしいのか?」など、また溜め込んでしまうようなら、一度読んでみてほしいんです。
自分の気持ちを確認して声に出してみるって、めちゃくちゃ大切
あらすじのところでも書きましたが、途中、「自分の気持ちを確認して声に出してみる」ことをおすすめされる場面があります。
普段、溜め込む僕にはとてもよくわかるんですが、自分の気持ちを思ってるだけじゃなくて、声に出すのって現状を打破するためには、すごく大切なんです。
あと、「自分はこうしたい」って声に出して言うことも。
本の中でも、自分の気持ちを伝えることで、翔子の状況は好転をしていきます。
それは、漫画だから、って訳ではなく、そこもまたリアルだと感じました。
状況を少しでもよくするために、声に出してみるの、試してみてもらいたいです。
「離婚してもいいですか?翔子の場合」を無料で読む方法
「離婚してもいいですか?翔子の場合」ですが、書籍を購入しようとすると1080円なんですが、AmazonのKindle Unlimitedに登録すれば無料で読むこともできます。
(2019年7月現在、読み放題の対象ではなくなっています。)
コミックエッセイ劇場で12話まで読むことができます。
また、野原広子さんの作品「お仕事はじめました!」は最後まで無料で読むことができます。こちらは本当に普通のエッセイですが、ほのぼのしていて癒されます笑
Kindle Unlimitedは月額980円の本読み放題サービスなんですが、初月は無料です。
しかも、登録して、本を読んだ後、すぐ解約すれば料金はかかりません。(もちろん2回目は使えません)
1ヶ月間無料なので、せっかくだからたくさん本を読んでみてもいいですし、気に入れば継続してもいいかもですが、まー僕の場合、あんまり本読まないのでトータルで損しますよね笑。
普段、本とか読まないよーという方は、読んだら忘れずに解約した方が良いと思います。
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