雑記

家事・育児をやる男は、夜の街でキャバ嬢にお金を使う男と変わらない

先日、大学の時のOB会のような飲み会に参加したんですが、諸先輩方に、僕が仕事終わりに一目散に家に帰り、育児やってるということを全く受け入れてもらえませんでした

ある程度年齢がいった方たちだったので、やっぱり男が育児するという感覚がないんでしょう。

そして、彼らは、男の育児をあらかた否定した後、こう続けました。女遊びをしろと。夜の街に繰り出せと。

でも、彼らなら、僕が育児をやりたい気持ちがわかるはずなのです。

だって、夜の街でお金を使うのも、家で育児をするのも、同じ気持ちだからです。

なので、今回は彼らを納得させるために、僕が育児をやる理由を説明します。

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飲み会での話

当日、50~60代の先輩OBと、こういう会話をしました。

先輩「君は仕事以外では何してるの?」

僕「仕事が終わったら家に帰って育児やってます」

先輩「(言葉をなくす)」

先輩「そんなんじゃだめだろ~もっと遊びに行かないと!いいか!・・・」

以下、彼の言いたいことをまとめるとこんな感じです。

  • 仕事以外の話題を持っているか?遊びに行かないと、つまらない人間になるぞ。
  • 女遊びはいいぞ。色々失敗もするから、良い話題になるし。
  • 女もコントロールできない人間が仕事で成功するわけない。

ここでいう女遊びとは、いわゆるキャバクラとかラウンジとか、そういうところで豪快にお金を使い、酒を飲みまくり、バカ騒ぎし、何かいいことをしたりしなかったりすることのようです。

女遊びをする人に、育児をやる人の気持ちを伝えます

実際、僕はキャバクラに通ったりしてないですが、会社の先輩や上司の話を聞く限りで、彼らの気持ちはだいたいわかりますよ。

彼らは、何かと理由を作ってはお店に顔を出します。

例えば、会社の飲み会があった後、二次会と称してキャバクラに行きます。ちなみに彼らと同じ人種の人たちは、通勤は普段着なのに、かっこつけるために、飲み会にスーツで来ます。

1次会も終盤に差し掛かると、明らかに浮足立ってます。一次会が終わったら一目散に目当てのお店に駆け出す。

で、目当てのお店に行って、楽しい時間を過ごすんですよね。

なぜかというと、彼女に好かれたいからです。「私のために頻繁に通ってくれて、お金も惜しみなく使ってくれる」こう思われたいんでしょ?

僕は、まったく同じ気持ちで育児をやっています。

僕は、何かと理由を作って家に帰ります。例えば雨だったら、妻が小さい子供を連れて保育園にお迎えに行くのが大変だとか。適当な理由が思いつかない時も、「早く帰らないとやばい!」みたいにわざと忙しそうにしながら帰ります。

定時前5分とかになると、明らかに浮足立ってます。定時が過ぎたら、一目散に車に向かって駆け出す。

で、目当ての家に帰って、楽しい時間を過ごすんですよね。

なぜかというと、妻に好かれたいからです。「私のために早く帰ってきてくれて、お金も惜しみなく使ってくれる」こう思われたいんです。

もうわかってもらえたと思いますが、ただ好かれたい対象が違うだけで、まったく同じ気持ちなんですよ

だから、否定しないでください。僕も否定しません

育児・家事をやる男がだめだみたいに言われるのは、心外です。同じ気持ちなんだから。気持ちわかるでしょ?もっと寄り添ってよ。

ほんと、ここまで否定されると、「男が育児・家事をやるのは、だめなんでは?」と思ってしまいますよ。僕も飲み会であらかた否定された後で、この「育児やる男=夜の街に繰り出す男」に気づくまでは、けっこう本気で悩みました。

飲み会のときには、この結論にたどり着けなかったんです。

今なら、お互いにわかりあえると思います。同じ気持ちなんだから、僕もあなたを否定しません

でもちょっとだけ否定します

と言っておきながら、納得いかないこともあるので、ちょっと彼らを否定しておきます。

仕事以外の話題を持っているか?遊びに行かないと、つまらない人間になるぞ。

育児だよ育児。お前育児語れんのか?語れねーだろ。

子供と遊びに行ってるよ。超楽しいよ。今週はどこに連れて行こうかな?とか子供の笑顔を想像するだけで一週間乗り切れるよ。

それをつまらないと思うのは勝手だけど、それは僕とお前の話が合わないだけだろ。せまーい視野で、自分以外の価値観を否定すんな。お前のときとは時代が違うんだよ。

女遊びはいいぞ。色々失敗もするから、良い話題になるし。

娘と遊びまくってるよ。色々失敗もするから、良い話題になるよ。お前の話題のバリエーション増やせ。

女もコントロールできない人間が仕事で成功するわけない。

お前は奥さんに家をコントロールしてもらってるだろうが。奥さんもコントロールできない人間が、女のコントロールとか笑わせるわ。お前がコントロールしてるのは、少ない小遣いだけだと気づけ。

以上。否定終り。

まとめ

男の家事・育児を否定し、夜の街に繰り出す人たちへ。僕たちはみんな、同じ気持ちです。だから否定しないでください。

同じ気持ちだと気づけたら、本当にやるべきことが何なのかも、ついでに気づいてください。

長い人生を歩む中で、本当に好かれるべき人は誰でしょうか?少なくとも、あなたが通うお店の中の人ではないはずなんですが。僕は、これからの長い人生、最も好かれるべき人に、全身全霊をかけています。

後悔したくないなら、今すぐお店に行く予定のお金を握りしめて、花屋にでも寄って帰ってくださいね。5000円もあれば結構豪華な花束になりますよ。

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