5歳の長女から「ダンボールハウス作りたい!」とずっと言われ続けていたので、休日に作ってみました。
ダンボールハウスの中で寝たいという娘の要望があったので、サイズはけっこう大きめで、5歳と3歳の子ども2人が寝転がれるくらいの大きさになっています。
作業には4時間くらいかかったので、けっこう大変だったのですが、色々試行錯誤したり、子どもにも手伝ってもらったりとても楽しい時間の過ごし方でした。
この記事では、そんな大きめのダンボールハウスの作り方を紹介します。
ぜひ休日にお子さんも巻き込んで作ってもらえればと思います☺️
目次
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ダンボールハウスの完成品
今回完成したダンボールハウスはこんな感じです。
白い壁の母屋と、ダンボール剥き出しの壁の小屋から成ります。高さは3〜5才の子どもの背丈くらいあります。
母屋を正面から見るとこんな感じ。屋根と扉にはリメイクシートを貼っています。
小屋部分の屋根は開くようになっています。
ちなみに母屋の屋根は取り外せます。(壁に思いっきり落書きをしてもらった後の写真)
中は余裕で子ども2人が寝られるような広さがあり、ぬいぐるみをたくさん持ち込んで大はしゃぎです。
ダンボールハウスを作るのに必要な材料
ダンボールハウスを作るための材料を書き出してみます。
ダンボールハウスの材料
- かなり大きめのダンボール1個
- 中くらいのダンボール(おむつの箱)4個
- ボンド(180gのものを1本使い切りました)
- ガムテープ(半巻きくらい使いました)
- リメイクシート(ちょっと小洒落た感じに仕上がります)
- 模造紙(壁に貼り付けた)
- マジックペン(壁に落書きするためのもの)
- シール(壁に貼って装飾)
- カラーストーン(これも壁に貼って装飾)
- マジックテープ(母屋と小屋を繋ぐのに使用)
必要な道具
- カッター
- カッター用の下敷き(なければダンボールとかでいいと思う)
- 定規
ダンボールハウスの壁に色をつける方法
ダンボールハウスは、作ってそのままだとダンボール感が丸出しなので、ダンボールハウスの壁をペンキや絵の具で塗るか、紙を貼り付けるのが良いです。
絵の具やペンキを使う場合、作業が上手か下手かで仕上がりがだいぶ変わってきますが、壁に紙を貼り付ける場合は、あんまり上手か下手かが関係ありません。
なので、絵を書くのとかが苦手な人は、模造紙を貼るのがおすすめです。100円ショップで買えます。模造紙はけっこう大きいので、4枚入のものが1つで十分でした。
ダンボールハウスをおしゃれに仕上げるリメイクシートは100円ショップで
ダンボールハウスを作るのに、ぜひともお勧めしたいのが、100円ショップで買える「リメイクシート」というもの。
かなり豊富な種類があって、ダンボールハウスの屋根とか壁に貼ると、一気におしゃれ度が上がります。しかもシールになってるので、とってもお手軽。
今回は、屋根と扉に使用しました。大きめのダンボールハウスだったので、全部で6個使いました。
ダンボールハウスの作り方(母屋部分)
ではここからは、ダンボールハウスの作り方を説明していきます。
箱を活かしたダンボールハウスの作り方解説
母屋部分は、元々のダンボールの箱を活かすようにして作りました。
雛人形が入っていたかなり大きめのダンボールがあったので、これを加工してダンボールハウスとしました。
簡単に図にすると、以下のような感じです。
ダンボールを展開→屋根部分をカットしたり、扉や窓を作成する、という流れです。
補足:ダンボールの底は展開するべきなのかどうか
僕が作ったときには、ハウスを大きくするために底部分も展開しましたが、底部分を展開せずに残すと、かなりしっかりした感じになり、形も安定します。
逆に、展開すると、折りたたみが可能になるのですが、家の形が崩れやすくもなってしまいます。
底を展開するかどうかは一長一短ありますので、好みで選んでみてください。
ダンボールハウス(母屋部分)作成の様子
まずは大きめのダンボールを用意します。かなりでかいですね。
ダンボールを展開します。ダンボールハウスの高さを出すため、底部分も展開しています。人形のたていわというのは長崎の有名な雛人形屋さんです(どうでもいい情報)。
子どもに扉を切り取る部分に線を引いてもらいました。上部分が丸っこくなっている扉にして欲しいそうです。
子どもが引いた線を参考にして、カッターで切り取ります。壁とくっついていて、開閉する部分(折れ曲がる部分)は、切れ目を入れる感じでやると、いい感じになります。
外開きのドアの場合は、外からダンボールの厚みの半分くらいの厚さまで切れ目を入れてやると、うまく開閉します。
窓部分も切り取ります。
この状態で立ち上げてみましたが、すでにもうダンボールハウス感がありますね!もう完成でいいかな?
さっき、底部分を展開したら折り畳めるよって説明しましたが、うちの次女は暴れん坊で、ダンボールハウスを破壊してしまいそうだったので、補強をすることにしました。
ダンボールでこういうL形の部材を作ります。
で、壁の四隅にガムテープで固定。これで、タックルしたくらいでは箱は崩れなくなります。
屋根が乗る部分も切り取っておきます。
あとで、小屋部分とくっつけるので、扉の反対側の側面を、小屋の大きさに合わせて切り取っておきました。
ダンボールハウスの屋根の作り方
次は屋根の作り方です。
ダンボールハウスの屋根の作り方解説
屋根は、ダンボールを展開したあと、屋根になる部分だけを切り取り、再度くっつけて作りました。
ダンボールハウスの屋根作成の様子
2つのダンボールから屋根部分を切り取ります。
のりしろ部分にボンドを塗ってペタッと貼ります。貼り付けたあと、ガムテープも貼りました。
屋根はそんなに難しくありませんが、形状が安定するようにダンボールの折り目部分に余ったダンボールを貼り付けて補強しています。
完全に屋根ですね。
ダンボールハウス(小屋部分)の作り方
次に小屋部分のダンボールハウスの作り方です。小屋部分は、ダンボールを一旦切り離して、再度つなぎ合わせるような作り方をしました。
この作り方は、母屋部分を作った時の、ダンボールの箱形状をそのまま使う場合に比べると、少しめんどくさいです。
あと、同じ大きさの箱がないと、ちょっと無理かもしれません。
箱を壊して作る場合のダンボールハウスの作り方
ダンボールを一旦切り離して、再構築する場合の作り方は、こんな感じです。
ダンボールを2つ使って作ったのですが、この2つのダンボールは同じ大きさのものを使っています。子育て世代だと、オムツを箱買いとかすると思うので、オムツの箱を数ヶ月分ためておくと良いです。
また、くっつけただけだと、あまりに家っぽさがなかったので、点線のように斜めに切り取っています。
ダンボールハウス(小屋部分)作成の様子
小屋部分は、ひたすら試行錯誤しながら作ったので、写真を撮るのを忘れていました笑。なのでポイントをかいつまんで説明します。
まずは外観はこんな感じです。
裏から見るとこんな感じで、かなり補強をしまくっています。
窓は母屋の時と同じようにくり抜きます。
屋根とくっつける部分はけっこう大変でした。
裏から見るとこちらもかなり補強しています。ボンドでくっつけて、ガムテープで固定して・・・・とガッチガチです。
母屋部分とくっつけるところは、折り曲げておきます。(あとでマジックテープを貼り付けます)
屋根の開く部分は、完全に切り落とさないように半分くらい折り目をつけて、開閉するようにしています。母屋部分の扉と同じ感じですね。
ダンボールハウスを装飾する
ダンボールハウスの形が出来上がったので、ダンボールハウスを装飾します。
とりあえず、これだけのことをやりました。
- 母屋の壁に模造紙を貼り付ける
- 扉にリメイクシートを貼り付ける
- 屋根にリメイクシートを貼り付ける
- 小屋の壁にシールを貼る
これらの作業をすると、こんな感じになります。
模造紙はボンドで貼り付けたので、ボンドが乾いてから子どもに落書きしてもらいました。
反対側もバリバリに書いてもらいます。
ラインストーンを貼ったりもしています。
シールを逆向きに貼ってしまいました。子供に装飾を任せないと、こんな風にはならないですね。味のあるデザインです。
ドアノブの作り方
ドアノブ部分はダンボールを丸めて作りました。
これは割と簡単で、なんとなくおしゃれにも見えるので(見えるよね?!)お勧めです。
ダンボールを細めに切ったやつに、ボンドをくっつけてくるくる丸めるだけです。
巻いたあとは、セロテープで固定します。
ドアノブをドアにボンドで接着。ボンドが乾いていないうちは、ぽろっと取れるので、ここでもセロテープで仮止め。
ちなみに、ボンドが乾く前に子供がドアノブを握って遊び、ポロッと取れて泣きますので、注意してください。
母屋と小屋を合体
さていよいよ最終工程です。母屋と小屋を合体します。
大きめのダンボールハウスの最大の欠点が、「邪魔」ということです。
なので、なるべく邪魔にならないように、せめて母屋と小屋を好きなときに分解できるようにしたいと思い、マジックテープで脱着可能にしました。
マジックテープも100円ショップに売っています。
小屋の、接続部分にマジックテープを貼り付けます。
こんな感じ。
母屋の方にも、小屋と対応する箇所にマジックテープを貼り付けています。
あとはマジックテープをくっつければ、大きめダンボールハウスの完成です。
大きめのダンボールハウスは子どもがめちゃくちゃ喜ぶ
さて最後に、ダンボールハウスが出来上がって、めっちゃ遊ぶ子どもたちを紹介しておきます。
まずはいそいそと寝床を確保する次女。
かなり広いですよね?
寝床が出来上がったので、屋根を開けて光を入れます。
ガンガンものを運び込む長女。
寝床付近にどっさり置かれるディズニープリンセス。
上からのぞいてみたら、所狭しとおもちゃが並んでいます。
家にある全てのおもちゃを入れる勢いです。
広かったダンボールハウスがおもちゃでいっぱいに。。。
暴れん坊の次女によってすでに壁は湾曲しています😇
大きいダンボールハウスは親子で楽しく作れて、大満足だった
というわけで、大きめのダンボールハウスを作ってみた体験談でした。
けっこう作るのは大変でしたが、あれこれ考えながら作ったので、普通に楽しかったですw
もちろん、子どもも楽しんで作っていたし、ダンボールハウスでもかなり遊んでいます。
一緒に作ることで大人も子どもの楽しくて、子どもと一緒に過ごす時間の使い方としては本当に素晴らしいものだと感じましたね。
ぜひ、休みの日に、親子でダンボールハウスを作ってみてください!
もうなんか考えるのとかメンドクセーよ!っていう方は、市販のキットを買うのもありかもしれません。
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