あなたは外食したとき、爪楊枝を使いますか?僕は、たまに使います。もちろん、使うときは、爪楊枝をもっているのと反対の手で、手元を隠します。
これがマナーだと思っていましたが、しかし。実は、これも不快に感じる人がいるらしいです。もう、人前で爪楊枝なんか使うなということです。
爪楊枝を使うときはトイレに行って使用するのが正しいんだとか。
めんどくさいし、高級レストランとかならまだしも、大衆食堂とか、トイレにはあんまりきれいじゃないところもありますよね。そんなところで爪楊枝を使うのはイヤじゃないですか?
しかし、大丈夫です。なんとか食事の席で爪楊枝を使ってもセーフになる方法はないかと探していたところ、妻のヒントにより、画期的な方法を見つけました。これであなたの爪楊枝ライフが素晴らしいものになると思います。今回は、その方法を紹介します。
目次
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愛する妻のヒント
それは僕たち家族が、餃子の王将とかいうところで、楽しく食事をしたときでした。僕は、例のごとく爪楊枝を、反対の手で手元を隠しながら使っていました。そしたら・・・
妻「なんか、ハーモニカ吹いてるみたいだね」
僕「!!!」
やはり、うちの妻はすごい人でした。その発想はなかった。
すなわち、爪楊枝を使っているんじゃない、ハーモニカを吹いているんだ、と思わせることができれば、爪楊枝のマナー違反を避けられるのです。
これならいける!
ハーモニカ吹くのと爪楊枝使うのは本当に似ているか
早速試してみることにしました。
使用したハーモニカ:トンボ メジャーボーイ
僕は昔、フォークデュオを組んで路上ライブをやっていたことがあるので、家にハーモニカ(ブルースハープ)があるのです。
それがこちら。トンボ メジャーボーイです。こちらは10個しか穴がありませんが、おもちゃではなく、プロも普通に使っています。初心者からプロまで、同じものを使う楽器なんて、そうそうないんじゃないでしょうか。
実際に持ってみると、かなり小さいです。
吹くときは、こういう感じで握りこみます。
クイズ 爪楊枝はどっち?
みなさんは、以下のABどちらが爪楊枝かわかりますか?
A
B
超難問ですよね。僕も、1回目に撮ったあと、どっちがどっちかわからなくなってもう一回撮り直しましたから。
正解はAです!あなたはわかったでしょうか?
まじで、似ていると言わざるを得ないですね。さすが妻。
爪楊枝をセット
で、爪楊枝をこういう具合にセットします。
通常サイズでは長すぎたので、折りました。
さあ、準備ができました。
とその前に、ハーモニカのかっこいい奏法 ベンドについて
ブルースハープらしさを最も引き出すのが、「ベンド」という奏法です。ハーモニカを吹いている最中に、口の中を、すぼめたり戻したりすることで、音程を少し変えるのです。
これをひたすら繰り返せば、「ファワワワ」っという感じの音が鳴り、一気に甲本ヒロト感が出ます。もはや、メロディーはめちゃくちゃでも、適当にファワワワしてたらかっこいいのがブルースハープです。
甲本ヒロトはものすごく上手ですよ。「ブルースハープ 甲本ヒロト」でググってください。
ハーモニカ吹きながら爪楊枝を使ってみた
というわけで、爪楊枝使いながらハーモニカを吹くとどんな感じになるのか、試してみました。気になる人は、動画を見てみてください。ちなみに後半でやっているのがベンドです。
途中で爪楊枝の移動をするとき、ハーモニカの音がうまく出ませんでした。しかし、その方が良いのです。
なぜなら、あなたが目指すべき姿は、「食事が終わったわずかな時間を惜しんですら、ハーモニカを練習したい初心者」だからです。時々、「あーくそ、うまくいかねーな」とか言っておけばより効果が高いでしょう。
ちなみに、やってみた感触としては、練習すれば、普通にできる可能性はゼロではなさそうでした。ハーモニカから飛び出た爪楊枝をもう少し短くして、スライドをやりやすくすれば、もっとスムーズな演奏ができます。
この段階までくると、「ごはん食べ終わったんで一曲聞いてください。”I wanna pick you”」とかのレベルですね。
爪楊枝を携帯できるケースにもなる
これはマジで相性抜群と言わざるを得ない、もう一つの発見がありました。それが、こちらのメジャーボーイのケースです。これ、ハーモニカがぴったりはまるようになっています。本当にぴったりで、他のものを入れる隙間なんて、ないんです。
爪楊枝以外はね。入ります。爪楊枝。しかも10本くらい。
もう、認めてもいいですよね?爪楊枝とハーモニカの組み合わせ。もうメジャーボーイに爪楊枝つけて売りませんか?
※僕のは古い型ですが、最新のメジャーボーイは、ケースが変わりました。爪楊枝ですか?入りますよ。
おまけ:ハーモニカを吹いてるふりをして他のことをする
ハーモニカ吹いてるんだな、と思わせて、他に何ができるだろうかと考えてみました。さて、僕がハーモニカの代わりにくわえているものは何でしょうか。
答えはこれ!
チーカマでした。コツは、ブルースハープと同じくらいの長さにすることです。こっそり食べたい、でも人目が気になるという場合は、ハーモニカ吹いてるふりして食べてください。
僕がやってみた限り、音は出せませんでしたので、音にもこだわりたい人は、もう少し工夫が要ります。
まとめ
今回は、爪楊枝を使うときにハーモニカを吹くことで、マナー違反を回避できる可能性が大いにあることを示しました。しかも、ハーモニカケースが爪楊枝を携帯するケースにも最適であることがわかり、二人はめでたく結婚することになりました。
ハーモニカを吹きながら爪楊枝を使用するときのコツは、あくまでもハーモニカが好きで好きでしょうがないやつ!と思わせることです。これであなたのアイデン&ティティはディランみたいになるでしょう。
メジャーボーイがほしくなったあなたにおススメ。キーはC調を選んでおけば間違いないです。