雑記

「家族のために、諦めるべき夢」は絶対ある。しょうがない。だけど…っていう話

結婚して7年以上経ちますが、僕ら夫婦は、いまだに一回も夫婦喧嘩がありません。

うちは、まあそんな感じで仲良しな家族なんですね。

で、家族ができるっていうのは、それだけで幸せな気持ちになるものですが、やっぱり「自分の夢」を諦めざるを得ないという大変なデメリットがありますよね。

僕には夢があります。

「記憶喪失になること」です。

記憶喪失になりたい

こいつ頭おかしいのか?と思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。記憶喪失の何がいいかというと、「初体験の衝撃」をもう一回受けられるんですよ。

甲本ヒロト(ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ)は言いました。確か、漫画BECKの作者との対談だったと思います。

「ギタリストのピークは、最初にギターをジャーンって鳴らした瞬間」

これね、すごくわかるんですよね。

ブログとかでも、最初に投稿する時の、あの高揚感に勝る瞬間は、いまだに訪れません。

さらに、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるも、晩年は認知症が進んでしまっていたらしいのですが、

「毎朝毎朝、散歩道で咲いている花を見て、綺麗な花が咲いたなあといった感動を毎日味わえるから別に。」

みたいな感じだったと書かれていました。これは多分朝日新聞だったと思います(うろ覚え)

これなんですよ。コレコレ。

忘れたくない経験を一回忘れたい

つまりどういうことかというと。

忘れられない経験ってあるじゃないですか。妻と初めてあった時のときめきとか、子供が生まれた瞬間の感動。

もちろん今では、別の感じで愛情は深まってるんだけど、あの初体験を超える感情は、なかなか出てこないのです。

これを一回忘れたい。そしたら、もう一回「あの時の感動」を味わえるではないですか。

ほらね、記憶喪失、やばくないですか?

あなたも記憶喪失になりたいと思ってきましたね?!(威圧)

でもですね、残念なことに、この夢は叶えてはならないのです。

家族のことを思うと、この夢は諦めざるを得ない

まあ当たり前ですけど、僕が記憶喪失になったら、どうなるかというと、僕は妻や子供のことを忘れてしまうんですよ。

忘れられた方はたまったもんじゃないですよね。悲しいよね。

子供とかね、どんなリアクションするか想像もできないですよ。

そんな風に、家族のことを思うと、僕の記憶喪失になりたいという夢は、諦めざるを得ないわけです。

つまり、家族を持つと、自分の夢は、叶えてはならない夢になってしまうのです。

これと引き換えに素晴らしい家族と過ごせるんだから、いいんですけどね。やっぱ、自分の夢を追いかけたい欲求みたいなの、ありますよね。

このせめぎ合いと常に戦いながら生活をするのです。結婚とはそういうものです。しゃーない。

と思うよね。

でもそれは相手次第です。

っていう話を妻にしてみたら

この話を妻にしてみたんですね。彼女の答えはこうでした。

「じゃあ、私も記憶喪失になるわ」

夢、諦めなくてすみました。この人と結婚してよかったなー。

と思ったよっていう話です。