子育て・育児

イヤイヤ期の子どもとガチで向きあった結果、泣かされた父親の話

いやーイヤイヤ期ってまじでやばいですよね。もうボロカスにされますよね。

2019年現在は次女がイヤイヤ期に入ってるんですが、この記事では、長女がイヤイヤ期だったとき、育児と真剣に向き合った結果、泣かされてしまったという話をします。

スポンサードリンク

次女が生まれたとき、長女はイヤイヤ絶頂期だった。

次女が生まれたとき、僕は、妻が新生児の次女に集中できるように、マンツーマンで長女の面倒をみることにしました。

長女のことは、僕に任せてくれと、これまでの働き方も変えて、本気で育児に取り組みだしました。

だけど、このとき長女は、イヤイヤ絶頂期の2歳4ヶ月でした。

  • ご飯食べよう⇒「イヤ」
  • お風呂入ろう⇒「イヤ」
  • トイレ行こう⇒「イヤ」
  • 服着替えよう⇒「イヤ」
  • 歯磨きしよう⇒「イヤ」
  • 昼寝しよう⇒「イヤ」
  • いないいないばぁ見よう⇒「うん」

自分の大好きなE-テレ以外は、すべて拒否します。たまに、「いぃ~やぁ~だあ~~~~」とかいって、あおってきますからね。余裕がないときにやられると、ブチ切れそうになったり、本気で萎えたりします。

イヤイヤ期の子ども、まじでやばい

もう、本気できつかった。僕は基本的には温厚な人間で、イライラとかもあまりしません。でも、イヤイヤ期の子どもは、僕のイライラ許容値を圧倒的に超える行動を、ものすごい頻繁にやってきます。

初めての子どもだし、イヤイヤ期の対応の仕方もわからず、まったく余裕がなかったので、毎日毎日めちゃくちゃイライラしました。

昼寝を拒否して逃げ回る長女を、「いいかげんにしなさい」と叱り、無理やり寝かしつけようとしたら大泣きし、泣き疲れて寝るまで必死でなだめたり。

食事中に手で食べるのを注意したら、「イヤ」と拒否し、スプーンを投げつけるので叱ったら泣き出し、子供の振り回した手がコップにあたって、牛乳がこぼれて大惨事になったり。

歯磨きへの拒否反応が強すぎるので、押さえつけるようにして無理やり歯磨きをし、その後2、3日歯磨きをさせてもらえなくなったり。

もう大変です。

育児がうまくいかない夢で、うなされることもありました

だけど、超かわいい

イヤイヤ期というのは、子供の急成長期でもあります。毎日毎日、できることがどんどん増えてきます。特に、言葉が出てくるので、子供とコミュニケーションができるようになり、ほんとにかわいく思えます。

「お父さん」って呼ばれるだけでも嬉しいですが、「抱っこして」って甘えてきたり、「ブンバボンしよっか」と誘ってきたり(無限に続く)、読んであげてた絵本を暗唱できるようになったり・・・

何段階分も、子供がアップデートされた状態になり、家の中がとんでもなく賑やかです。

結果、感情がぐちゃぐちゃになる

なので、気持ちに余裕があるときは、育児をものすごく楽しめます。同時に、子供のイヤイヤにイライラしたことを反省し、自己嫌悪に陥ります。

もうイライラするのはやめよう。育児楽しもう。と思った次の日、子供の圧倒的イヤイヤ攻撃で、またイライラしてしまいます。

圧倒的イヤイヤ⇒イライラ、つらい⇒あ、やっぱ子供可愛い⇒育児楽しい、自己嫌悪⇒圧倒的イヤイヤ⇒イライラ・・・と僕の感情は完全に子供に翻弄され、疲弊していました。

そんな中で、保育園に持っていく弁当を作った

次女が生まれてから、僕が朝ごはんを作るようになり、習慣化されてきたので、料理をすることに対するハードルが下がっていました。(もともと僕は、数ある家事の中でも料理だけはけた違いに嫌い。)

なので、保育園で月に一度ある、「お弁当の日」に初めて弁当を作ってみようと思ったんです。

このときは、いつもより早めに4時起き。お弁当のおかずは、卵焼きと肉巻きとかぼちゃサラダ。と思っていたんですが、朝起きて冷蔵庫を開けると、かぼちゃサラダがすでにできていたんです。

妻は、僕や長女が寝ている間、次女の授乳で大変なのに、作ってくれていたんですね~。良い妻。素敵。惚れた。

さて卵焼き。弁当を作ると決めてから1週間、毎朝卵焼きを練習してきました。初めて作ったときは、当時流行っていた豊洲市場のような空洞ができていました。

当日は、練習の甲斐あって、成功。

肉巻きは、楽勝だと思ってたのでぶっつけ本番です。予想に反して苦戦し、けっこう時間がかかりましたが、まあまあの出来でした。

この時点で、5時くらい。かぼちゃサラダなんか作ってたら時間足りませんでした。ありがとう妻。と思っていたら、朝が苦手な妻が起きてきて、盛り付けをちゃちゃっとやってくれました。それはそれは、旨そうな弁当が出来上がりましたよ。ああもう、良い妻。

弁当持っていくの忘れました

その日、僕は保育園に長女を連れていくとき、弁当を持っていくのを忘れました。なにやってるんでしょうか。

妻に連絡して、後から保育園に弁当を持って行ってもらったんですが、そのとき、妻は保育士さんに「父親が作った」と伝えていたのです。(お迎えに行ったときに保育士さんから教えてもらった)

長女はお弁当の時間、「お弁当、お父さんが作ったんだって!すごいね」とか、「おいしそうだね」とか言われていたようです

お迎えにいったとき、保育士さんからは、「全部食べてましたよ~!」と聞き、一安心しました。

長女のはじめての「気持ち」

保育園からの帰り道。車の中で、僕は「弁当おいしかった?」と聞いてみました。「うん。」と答えがあり、あ~よかったなあと思っていたとき、言葉が続きました。

「お父さん、ありがとう」

僕は、前が見えづらくなりました。次女が生まれてから、長女へのマンツーマン育児は、本当につらかったし、弁当を作るのも苦労したんですが、すべて吹っ飛びましたね。

長女はこれまで、感謝の「言葉」としてのありがとうしか、言えませんでした。でも、このありがとうは、感謝の「気持ち」だったのです。

長女が初めて、感謝の気持ちを伝えた瞬間を、その成長を、僕は味わうことができました。しかも、自分への気持ちですよ。

育児をやってて泣いたのは、これが初めてでした。

イヤイヤ期の対応はつらいけど、子供も親も成長できる

まあ、結論としては、イヤイヤ期っていうのは、子供の気持ちが成長している時期なんだなーということなんですが、親も実は成長しているんです。

僕は長女にありがとうと言われて、本当にうれしかった。でもそれは、苦労したからというだけではありません。

苦労したり、楽しんだり、一緒に過ごした生活の中で、長女のことをほんとうに大事に思えていて、本当にいとおしく感じていたからこその、感動だったのです。

子供と一緒に過ごした時間は、子供だけじゃなくて、親の感情も育てるんだと思います。

そしてそれこそが、「親から子への愛情」の正体なんじゃないかな。

2019年現在、今度は次女がイヤイヤ期で、なぜか長女の時よりもっとつらいんですけど、頑張っていこうと思います。

当ブログでよく読まれる人気の記事

当ブログでよく読まれている人気の記事です。合わせてどうぞ!

スポンサードリンク

こちらの記事もおすすめ!
子育て・育児

オムツが一番安いお店はどこなのか徹底比較!【子供2人で20万円もかかるオムツ代を安く抑えよう】

2019年8月22日
ながやまの子育て風ブログ
こんにちは、2児の父のながやまです。 先日娘二人とも、ようやくオムツを卒業したので、オムツ代にいくらかかったか計算したら、「22万1 …